MUKU-DATA  椋の木(ムクノキ)

今日から9月です。
残暑厳しいですが、朝晩の空気は確実に秋に近づいています。

時間があると倉庫に行って木材をいじっています。
樹皮を剥がしたり(虫が入るので)、桟を入れなおしたり、です。
上の写真は、ムクノキです。
椋の木は扱ったことがありませんでしたから、2年前に市場で購入したものです。

木材業界では、よく「暴れる」という言葉を使います。
反る、割れる、を通り越して、まさに暴れるです。

あの木は暴れるからなぁ・・  といった感じで。

よくぞここまで湾曲してくれました。
板の上に乗るとロッキングチェアーのようにゆらゆらです。
以前、木の器作家さんで生木のまま使い、乾燥するにしたがい徐々に歪んでいく
自然の姿を作風にしているという記事をどこかで読みましたが、
まぁ、これは作ろうと思っても作れるものではありません(自分への慰め・・・?)
活かしきる事ができれば面白い素材といえるのでしょうが・・・

こっちは神代欅、同じく2年前に購入して乾燥させていたもの。
こっちは、暴れるというよりは、
「爆発」ですね。
節の部分が爆発して飛び出してしまいました。

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